2005年12月08日
7−9月期の産業活動「高い水準で横ばい」経産省判断
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省が発表した7−9月期の産業活動分析によると、産業全体の活動指数(2000年=100)は前期比0.3%上昇の104.0と、3期連続の上昇となった。同省では「全産業活動指数は高い水準で横ばい傾向にある」との基調判断を示した。
 
 化学工業(除く医薬品)の生産は前期比1.0%と2期ぶりの上昇。化粧品、石けん・合成洗剤・界面活性剤、合成ゴムなどが増加しプラスチック、塗料・印刷インキ、有機薬品などが減少した。
 
 出荷は前期比1.7%の低下と3期ぶりの低下となった。化粧品、プラスチック、環式中間物・合成染料、化学肥料などが減少し、石けん・合成洗剤・界面活性剤、石油系芳香族が増加した。
 
 石油化学製品の生産は前期比1.0%と2期ぶりの上昇、出荷は0.6%の低下と2期ッ連続の低下となった。