2005年12月12日 |
三菱樹脂、ガスバリア性を向上させた透明蒸着フィルム 新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
三菱樹脂は12日、主に食品包装用として使用される透明蒸着ハイバリアフィルム「テックバリア」に、ガスバリア性を向上させた「X」シリーズを発売すると発表した。 来年1月1日にPETフィルムを基材とした汎用グレードの「テックバリアVX」と、レトルト用の「テックバリアTX」の2製品を発売、その後も順次品揃えしていく予定。 透明蒸着ハイバリアフィルム「テックバリア」は、PETフィルム等にシリカを蒸着することで、アルミ箔に匹敵する最高レベルのガスバリア性を付与したフィルムで、電子レンジ対応が可能。酸味に強く、金属探知器での異物検査ができるなど多くの特長を持っている。 今回発売する「X」シリーズ2製品は「テックバリア」の主力製品である汎用グレードの「テックバリアV」と、レトルト用グレードの「テックバリアTZ」のガスバリア性を向上させた高機能グレードで、ガスバリア性は約1.3倍向上する。このため食品包装の場合は賞味期限を延ばすことができる。主要取引先とは12月中にサンプルテストを実施する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1134373106.doc 写真 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1134373106.jpg |