2005年12月13日 |
BASF、日本の中間体事業を再編、四日市のTHF生産中止 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンは13日、日本の中間体事業を見直し、医薬品やエレクトロニクス業界などをターゲットに、スペシャリティ製品に資源を集中させると発表した。 今後はアジア市場全体に向けたスペシャリティ製品を開発するために、中間体の新規事業開発チームを東京に設置する。 こうした戦略の一環として、四日市事業所におけるTHF/PolyTHF(R)の生産活動は06年上半期中に終了する。これらの製品は主に中国の繊維市場向けに供給してきた。日本向けの製品は世界中で展開しているBASFの統合生産・経営システム拠点「フェアブント」から供給を継続する。四日市事業所の他の設備は今後も生産活動を続ける。 |