2005年12月14日
トクヤマ、第4期「廃プラスチック燃料化プラント」竣工
【カテゴリー】:経営(環境/安全)
【関連企業・団体】:トクヤマ

 トクヤマは14日、今年1月から建設を進めていた第4期廃プラスチック燃料化プラントが完成し、同日徳山製造所内のセメント工場(南陽工場:山口県周南市)で竣工したと発表した。投資金額は約18億円。廃プラスチック処理能力は4万トン/年。今月から廃プラスチックの受け入れを開始する。

 同社は、早くからセメント工場の原燃料代替として廃プラスチックの再資源化に取り組
み、1999年に年間処理能力1.5万トン(第1期)、2001年に3万トン(第2期)、2003年に4万トン(第3期)と順次プラントを増設して受け入れ能力の増加を図ってきた。

 その後も受け入れ拡大の要請が強いため、今回の第4期増設を決定した。この増設により、廃プラ燃料化プラントの年間処理能力は合計12万5千トンとなる。なお、同プラントは、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助を受けた。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1134538488.pdf

写真
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1134550570.jpg