2005年12月15日 |
デュポン、酸化チタンスラリーの貯蔵・出荷体制を強化 |
【カテゴリー】:経営(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:デュポン |
デュポン(本社:東京都千代田区、小林昭生社長)は15日、国内で需要が伸びている製紙用酸化チタンスラリーの貯蔵・出荷体制を強化すると発表した。これにより、製紙用酸化チタンスラリーの安定的な品質の確保と供給が可能となる。新たに塗料用酸化チタンスラリーの輸入・販売も可能となる。 同社は現在、製紙用酸化チタンスラリーを米国工場から輸入し、横浜の簡易設備を使って供給してきた。しかし、山清倉庫(本社:静岡県富士市、山田泰正社長)がこのほど同社の酸化チタンスラリー用に2基のタンクを新設することになった。2006年初には完成・出荷開始できる見込み。年間出荷能力は8,000トン超で、今後は需要に応じて増設も検討する。 デュポンは、世界最大の酸化チタンメーカーで、全て塩素法でルチル型酸化チタンを製造している。日本では唯一、酸化チタンスラリーを販売している。 |