2005年12月20日 |
PSPの11月の出荷、前年同月比94.3%と低調 |
1〜11月の累計も前年をわずかながら下回る |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会 |
発泡スチレンシート工業会の集計によると、同シート(PSP)の11月の出荷数量は1万480トンとなった。3ヶ月連続の1万トンの大台超えとはなったものの、前年同月の実績を5.7%下回っている。 この結果、1月から11月までの累計は10万4,910トンとなった。前年同期をわずかながら(0.8%)下回っている。 11月の出荷が前年同月を割り込んだ大きな要因は、トレー反に次ぐ消費量となっているラミネート丼用が引き続き低調で前年同月比90.0%の3,050トンにとどまったのに加え、最大消費分野のトレー反が再びマイナス成長に転じて前年同月比92.7%の4,180トンに縮小したことにある。いずれも、市場の薄肉化ニーズへの対応に伴うものと見られる。反面、一般反用は4.0%増と引き続き順調な成長を遂げている。 1〜11月の累計でも一般反は5.1%増と唯一の成長品種となっている。しかしメーンのトレー反の1.4%減とラミ丼用の3.8%減をカバーするまでにはいたらなかった。 PSPの出荷の11月ならびに1〜11月の累計は別表の通り。 【関連ファイル】 PSPの05年11月の出荷数量 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1135042768.xls |