2005年12月21日 |
タキロン、高機能・ノンハロゲン難燃の産業用プラスチックネット開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:タキロン |
タキロンは21日、産業分野向けに2種類の高機能プラスチックネット「トリカルネット」を開発、1日から発売を開始したと発表した。 トリカルネットは編んでいない網として、多くの用途に使用されているが、産業分野(水処理用接触材、フィルター材料、保護カバーやスペーサーなど)では、網目寸法の自由度が高いことや、各種プラスチックでの成形が可能なことから需要が伸びている。 新発売したのは「トリカル制電ネット」と「トリカル ノンハロゲン難燃ネット」の2種類。制電ネットは、静電気によるホコリやチリの付着、静電気の発生による障害を防止する、静電気防止機能を有する。柔軟性に優れた低密度ポリエチレン製と、軽量で強度に優れたポリプロピレン製の2材質のネットの成形が可能。材質ごとに網目約5ミリと10ミリの2品種を用意している。 ノンハロゲン難燃ネットは無機系難燃剤の添加により、ハロゲン系の難燃剤を使用していないため焼却時にハロゲンによる有害物質を発生しない特徴がある。網目は、約4ミリと10ミリの2品種。顧客の要望にあわせた網目の大きさの成形も可能。八日市工場(滋賀県)で製造。2品種のネット合わせ3年後に年間1億円の売上高を目指す。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=4235 |