2005年12月22日 |
昭電、アルミニウム圧延・押出製品 1月から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は22日、06年1月出荷分からアルミニウム圧延品(板、電解箔、一般箔)、押出製品の価格改定を行うと発表した。 アルミ地金の国際相場指標であるLME価格は、本年9月のトン当たり1,800ドル台から12月には2,200ドルを超える水準まで急騰している。これに円安要素が加わり、国内アルミニウム地金価格(NSP価格) は、本年6ー8月の平均キロ239円から、12月には1990年以来15年ぶりに300円を超える高い水準で推移しており、なお当分高止まりが続くと予想されている。また、原油の高騰によるエネルギーコスト、各種資器材、物流運賃等も上昇している。こうした事情から今回値上げ実施に踏み切った。 <価格改定幅>(単位:キログラム) ・圧延製品(板、コンデンサー用電解箔、一般箔の各製品とも) :50〜80円 ・押出製品 :30円 |