2005年12月22日 |
上期の海外プラント・エンジ成約高 140億ドルと大幅増加 |
【カテゴリー】:実績/統計(海外) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が22日発表した、05年度上期の海外プラント・エンジニアリング成約実績によると、成約高総額は134.9億ドルで、前年同期比80.7%増と大幅増加した。アジア、中東地域での旺盛なインフラ需要に伴い、エネルギー、発電プラントなどで10億ドル以上の超大型案件の成約があった。 地域別では中東が77.7億ドル(57.6%)でトップ、次いでアジア41.1億ドル(30.4%)、西欧7.5億ドル(5.6%)の順。 機種別ではエネルギープラント53.8億ドル(39.9%)、交通インフラ31.5億ドル(23.3%)、発電プラント24.0億ドル(17.8%)の順だった。ほかに化学プラント、鉄鋼プラント、情報・通信プラントは成約額が増加したが、生活関連・環境プラント、一般プラントは減少した。 化学プラントの成約は54件、14.3億ドルだった。サウジアラビアでのメタノール製造プラント、サウジアラビア及びシンガポールでの石油化学プラントといった大型案件(成約額1億ドル以上)の成約があった。前年同期と比べると、成約件数は54件で変らないが、成約額は前年より1.1億ドル増加した。 |