2005年12月27日
「学校エコ改修」の具体策検討会が相次ぎ発足
長野県の組織には樹脂サッシ普及促進委も参加
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:環境省、塩ビ工業・環境協会

 環境省が新たに推進していくことになった「学校エコ改修と環境教育事業」の具体策を検討していくための地方組織が相次いで各地でスタートし始めた。
 
 環境省が多数の希望校の中から当面の対象に選定したのは、北海道黒松町の黒松内中学校、愛知県西春町の西春中学校、高知県野市町の野市小学校、長野県高森町の高森南小学校--など10校。
 対象に選ばれたこれら10校では、建築専門学者、地元教育委員会、教員、地元建設企業、PTA、建築材料メーカー、一般市民など多くの関係者によって「学校エコ改修検討会」と「環境教育検討会」を組織し、それぞれの目的の実現のための具体策を協議していくことになっている。26日までに上記4地域で検討会がスタート、残る6地域でも年明けに順次新組織が立ち上がる見通し。
 うち、12月21日に発足した長野・高森南小学校のエコ改修検討会には、塩ビ工業・環境協会の樹脂サッシ普及促進委員会も会員の一員として参加、今後繰り返される会合の中で、校舎の温熱性能の向上には樹脂サッシが不可欠な点を説明し採用方を強く訴えていくことにしている。