2005年12月27日 |
海外現地法人のDI調査、来年第1四半期も好調維持 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が27日発表した海外現地法人の第3四半期(7−9月期)の動向調査によると、全地域を合わせた売上高は15,137,947万ドルで前年同期比10.8%増と、8期連続で前年同期比2ケタ台の増加となった。輸送機械が好調ですべての地域で増加した。設備投資額は北米を除くすべての地域で増加。アジアではASEANが大幅増加し、欧州も輸送機械を中心に増加した。 売上高の先行きDI(増加と回答した企業の割合から減少と回答した企業の割合を差し引いた数値)は16.6%ポイントで2ケタ台の水準を維持。北米及びASEANが大きく改善すると見られている。中国は依然水準は高いものの先行き悪化を見込む企業が多い。 第3四半期の海外売上高を業種別に見ると、化学工業の売上高は1,054,417万ドルで前年同期比6.0%の増加となっている。増加率は第1四半期の24.3%、第2四半期の14.3%に比べて低下した。 また地域別で中国を見た場合の化学工業の売上高は第3四半期が54,646万ドルで同18.3%の増加となった。第1四半期は49,623万ドル(31.3%増)、第2四半期は53,774万ドル(27.4%増)でいずれも高い増加率を示している。 |