2005年12月28日
合成樹脂の11月末特恵輸入 120億円、63%消化
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:財務省

 財務省が28日発表した11月末の合成樹脂(項名13)特恵消化状況によると、輸入額の累計(4ー11月)は120億4,800万円で、前月から10.9億円増加した。シーリング枠消化率は前月末の59%から63%に上昇した。
 
 サウジアラビアとタイの両国は、国別限度額(38億円)を超え、11月16日から特恵扱い停止となっている。昨年は11月末現在の輸入額が88億円(消化率47%)だった。今年は非常に早いスピードでシーリング枠が消化されていることになる。

【11月末の特恵輸入状況(項名13)】単位:1000円 ( )は10月末
◇中国      1,356,046(1,169,115)
◇ベトナム    19,785(19,785) 
◇タイ      4,034,247(3,911,675)
◇マレーシア   1,725,729(1,469,865)
◇フィリピン   167,007(145,395)
◇インドネシア  23,226(18,411)
◇インド     464,636(438,869)
◇イラン     3,173(3,173)
◇サウジアラビア 4,221,953(3,919,455)
◇ルーマニア   22,208(12,124)
◇ブラジル    9,731(5,906)
◇合計      12,047,741(11,124,868)

(注)「項名13」の05年度シーリング枠は190億2,220万円。一国当たり限度額は5分1の38億444万円。