2006年01月01日
年頭所感、経産省製造産業局長・石毛博行氏
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省の石毛博行製造産業局長は、2006年の年頭所感の中で「わが国の製造業は、日本経済を支える基盤産業であり、経済成長の牽引役として重要な役割を担っている」と前置きし、新年度に当局が取り組む課題として(1)イノベーションの創出に向けた基盤整備の促進(2)環境問題への取り組み(3)グローバル経済への対応、の3つをあげた。
 
 このうちイノベーションの創出では、05年度に策定した「新産業創造戦略2005」を踏まえて、ロボットやナノテク、バイオ等の研究開発プロジェクトを協力にし推進していくとした。
 
 また「わが国には高機能部材から新素材、金型等幅広い産業が高い技術力をもって集積しており、世界に例のない部材産業の基盤がある。これが、今後成長が期待される情報家電や燃料電池などの新産業創造分野における競争力の源泉である」と指摘。「こうした次世代の新産業にとって戦略的に重要な高度部材について、今後支援していく」と積極的支援を強調した。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1136049591.doc