2006年01月01日 |
年頭所感、石化協会長・蛭田史郎氏 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:旭化成、石油化学工業協会 |
石油化学工業協会の蛭田史郎会長(旭化成社長)は2006年の年頭所感で、今年の経済見通しについて「今年こそ本格的な好循環が望まれるが、原油価格や為替の動向、米国や中国の経済の行方など、引き続き注視する必要がある」と、慎重な見方を示した。 同協会の重要課題として保安対策と環境問題をあげ、「引き続き産業事故防止や地球温暖化対策に積極的に取り組む」とした。 また企業の国際化、わが国政府のFTAやEPA締結の進展などにより「アジア諸国を中心に国際的な結びつきが急速に強くなっている」とし、昨年5月に横浜で開催されたアジア石油化学工業会議(APIC 2005)が今年はタイのバンコクで開催されること、中国との間では、中国石油・化学工業協会と昨年11月、第2回交流会を開催し、保安、環境問題、地球温暖化対策が共通の課題との認識ができたこと、さらに韓国石油化学工業協会とも日中韓ビジネスフォーラム等を通じて交流を深めていくなどと現状を説明した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1136049925.pdf |