2006年01月06日
三井物産と丸紅のCDMプロジェクト承認
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体)
【関連企業・団体】:丸紅、三井物産

 経産省はこのほど、三井物産がインドネシアとチリで計画中のメタンガス回収プロジェクト及び丸紅が韓国で進めている風力発電プロジェクトが、京都メカニズム推進・活用会議でクリーン開発メカニズム(CDM)プロジェクトとして承認されたと発表した。わが国が承認したCDM/JIプロジェクトは合計35件となった。
 
 三井物産がインドネシアで計画しているプロジェクトは、同国ブラン島の養豚場に閉鎖式糞尿浄化処理施設を導入しメタンガスを回収するもので、年間平均17万トンのCO2排出が削減できる。
 
 チリでの計画は、同国サンチャゴ・サンベルナルド自治区に高効率のごみ燃焼設備を導入し、ごみ処分場から発生するメタンガスをするもので、CO2排出削減量は年間46万トン。
 
 丸紅は、韓国・慶尚北道盈徳郡で発電容量1.65メガワット規模の発電機24基(合計発電容量39.6MW)からなる風力発電事業を実施する。CO2排出削減量は年間6万トン。