2006年01月11日
中原・VEC会長「塩ビ樹脂に“正しい理解”広がる」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

 塩ビ工業・環境協会(VEC)の中原茂明会長(トクヤマ社長)は、11日開催した新年パーティで挨拶し「長年私たちを悩ませてきた、塩ビに対する“いわれなき偏見”が、ようやく影をひそめてきた」と、消費者の間に正しい理解が広がりつつあることを強調した。
 
 東京都のグリーン購入ガイドや、日本環境協会のエコマークなど、科学的事実に基づいて同樹脂を再評価したケースも目立ちはじめており、自動車業界や電機・電子業界など主力産業界の間にも理解が広がってきたという。
 
 また同会長は、今後の新しい需要の柱として期待されている「樹脂サッシ」や「塩ビサイディング」について、「高い断熱性能による省エネ・省炭酸ガス効果や、結露を防止することで住む人の健康にも寄与するといった長所が認識されてきた」と説明、会場内にサンプルを展示して、将来の需要の伸びに大きな期待を示した。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1136969047.doc