2006年01月23日 |
東京応化、中国で新たに液晶ディスプレイ製造用「剥離液」生産 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:東京応化工業 |
東京応化工業は23日、長春石油化学との合弁会社である長春応化(常熟)有限公司が現在商業生産中の半導体および液晶ディスプレイ製造用シンナー・フォトレジスト現像液に加えて、今年6月から新たに液晶ディスプレイ製造用剥離液の量産を開始すると発表した。 剥離液は、主にフォトレジストの剥離に用いられ、中国各地の液晶パネルメーカーに供給する。中国では、すでに液晶パネルメーカーが生産を行い、今後も生産量、投資の拡大が見込まれている。このため約4億円を投じて剥離液の現地生産を行なうことにした。 <設備投資の概要> (1) 工場 :長春応化(常熟)有限公司 常熟工場 (2) 拡充品目 :液晶ディスプレイ製造用剥離液 (3) 投資額 :約4億円 (4) 完成予定 :2006年4月 【長春応化(常熟)有限公司の概要】 (1) 社名 :長春応化(常熟)有限公司(CHANG CHUN TOK (CHANGSHU) CO., LTD.) (2) 所在地 :江蘇省常熟経済開発区沿江工業区長春路 (3) 設立 :2004年10月 (4) 資本金 :730万米ドル(約8億円) (5) 出資比率 :東京応化工業51% 長春石油化学49% (6) 代表者 :董事長 小峰孝(東京応化工業 取締役常務執行役員 開発本部長) (7) 事業内容 :半導体、液晶ディスプレイ製造用シンナー・フォトレジスト現像液の製造、販売 (8) 面積 :◇敷地面積約11,800平方メートル◇延べ床面積約4,700平方メートル (9) 売上規模 :20億円(2009年) (10)従業員数 :15名 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/search.php?RCODE=4308 |