2006年01月25日 |
クラレ子会社、粘着力の強力な「マジックテープ」新開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレ、クラレファスニング |
クラレグループのクラレファスニング社は25日、積水化学工業の支援で、高温下でも強力な粘着力を持つ粘着剤と一体化した「マジックテープ・P-300」を開発したと発表した。2月6日から本格発売する。 プラスチック業界では、ポリプロピレン(PP)製のフィルムやシート、成形品の需要が好調だが、最近は環境問題への対応や流通コストの削減などから、従来の紙ダンボールに代わる、PP製のダンボールが普及しはじめている。 だが、これらのPP製品に「マジックテープ」を固定する際、従来製品では粘着力の耐久性に課題があった。これを克服したのが、強力粘着剤付きの「P−300」で、貼り付けが簡単な上、貼り付け後の粘着力が強固で、80℃の高温下や濡れた状態でも剥がれることは殆どないなどの特徴をもつ。 商品は幅25ミリ、50ミリ、100ミリの3種類で、価格は1メートル当たりそれぞれ600円、1,200円、2,200円。初年度1億円、3年後5億円の売上高を見込む。 【クラレファスニング社の会社概要】 (1)本社:大阪市北区梅田1-12-39(新阪急ビル9F) TEL:06-6348-2555 (2)社長:高岡光彦 (3)資本金:1億円 (4)従業員数:120名 (5)業務内容:織製面ファスナー「マジックテープ」、成形面ファスナー「マジロック」、その他面ファスナー関連商品の開発・製造・販売。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1138177061.pdf |