2006年01月25日
プラ協の「環境学習支援サイト」が各地で人気
今後も新たなプログラム作り等でニーズに対応
【カテゴリー】:環境/安全(行政/団体、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は25日、同協会が03年度から実施している「プラスチックリサイクル環境教育支援事業」が全国の小中学生や教職員の間で予想以上の人気を呼んで一層の充実強化を求める声が各地で広がってきたため06年度から新たなプログラムの整備やコーディネータの派遣システム作り等によってニーズの拡大に対応していくことにしたと発表した。
 
 現在同協会では、同協会のホームページに「プラスチックリサイクル」に関する小学生向けの「導入編」と中学生向け「発展編」の2種類の環境学習支援サイトを立ち上げて各地の小・中学校の教師に総合学習現場における活用を促すとともに、講師を学習現場に派遣して講習と実験を実践する「出前授業」も合わせて実行中。
 この結果、昨年度上期におけるアクセス件数は11万6,000件に達し、一方の「出前授業」については、各地からの要請が当初の予想を大きく上回ったため当初予定の4〜5件の3倍の15件を数えるに至っている。
 
 しかも同協会には、各地の教育現場からサイトや出前授業の一層の充実を求める声が相次いでおり、このため06年度はこれまでの活動対象範囲をさらに拡大するとともに内容も拡充していくことにしたもの。
 具体策としては(1)教育現場のニーズにより的確に対応したプログラムと教材の整備(2)コーディネーター、講師の養成と派遣システムづくり--を計画、関係団体や会員企業から広く支援を得て実現していきたいとしている。