2006年01月26日 |
BASF、ハンツマンなど、中国でMDIの第二工場建設を検討 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは25日、同社やハンツマンなど Shanghai Lianheng Isocyanate の株主が中国でMDIの第二工場建設を検討していると発表した。 BASF、ハンツマン、上海クロールアルカリ、上海華誼公司、SINOPEC上海高橋石化は合弁会社 Shanghai Lianheng Isocyanate を設立し、上海ケミカルパークでMDI 24万トンを建設中だが、中国でMDI需要が2桁の伸びが予想され、10年内に世界最大の需要国になると思われることから、同じメンバーで第二工場を建設しようというもの。 能力は40万トンで 2010年以降のスタートを予定している。立地は未定で現在数箇所を評価している。 上海ケミカルパークのイソシアネートコンプレックスでは上記のJVでアニリン、ニトロベンゼンとMDI を生産、BASF、上海華誼公司、SINOPEC上海高橋石化のJVのShanghai BASF Polyurethane が硝酸、ジニトロトルエン、TDI(16万トン)を生産、ハンツマンと上海クロールアルカリのJVの Huntsman Polyurethanes Shanghai がMDIの精製を行う。 (参考 既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=17925 ) |