2006年01月26日 |
中国のPE袋輸出、05年はついに100万トン超え |
日本向けは前年の23%増の22万トン弱 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(海外、実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
中国によるポリエチレン袋の05年の総輸出通関数量は、ついに100万トンの大台を超えて104万3,566トンとなった。前年の実績を16.0%上回っている。 最大の輸出先は依然として米国で、、前年比24.8%増の28万5,611トンとなっている。04年のアンチダンピング課税後も引き続き高い伸びを示している点が注目される。 これに続くのは日本向けで、22.8%増の21万6,537トンとなっている。米国と日本の2カ国で全体の48.1%を占めている。 うち日本向けは、日本国内の大手フィルムメーカーや大手商社が現地に進出して製造した製品を積極的に持ち込んでいるほか、大口ユーザーである大手スーパーが意欲的に買い付けていることから毎年増加の一途をたどっている。 ○他の主要国向けの05年の輸出数量と前年比は以下のとおり。 ▽香港 108,919(75.7%) ▽英国 95,044(126.9%) ▽ドイツ 62,553(131.8%) ▽オランダ 34,243(118.3%) ▽豪州 28,285(123.5%) ▽カナダ 20,665(130.0%) ▽カザフスタン 18,753(121.9%) ▽イタリア 17,064(133.8%) ▽台湾 15,060(156.8%) ▽ベルギー 13,952(97.5%) ▽フランス 11,217(135.2%) |