2006年02月01日
旭硝子・12月期の連結業績予想を下方修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子は1日、05年12月期の業績について、主力のガラス事業が原燃材料費高騰の影響を強く受けたなどから、昨年11月に発表した通期予想の下方修正を発表した。また海外子会社のCRT用ガラス等の生産設備を中心とした固定資産について減損処理を行い、特別損失を計上する。

 一方、単独業績は、電子・ディスプレイ事業が引き続き堅調に推移し、液晶用ガラス基板やPDP用ガラス基板の販売が好調だったほか、化学事業でもクロールアルカリ・ウレタン製品の販売が伸び、業績は当初予想を上回る見通し。
 
 連結売上高は1兆5,200億円で、当初予想を若干上回るものの、経常利益は予想を80億円下回り1,180億円、当期純利益は同210億円減少の600億円となる見込み。
 
【旭硝子・通期(連結)予想】単位:百万円( )は前回予想
◇売上高    1,520,000(1,500,000)
◇営業利益   118,000(130,000)
◇経常利益   118,000(126,000)
◇当期純利益  60,000(81,000)

【旭硝子・通期(単独)予想】
◇売上高    575,000(560,000)
◇営業利益   46,000(38,000)
◇経常利益   62,000(50,000)
◇当期純利益  43,000(36,000)