2006年02月02日 |
05年の輸出入バランス185万トン、下期初めて100万トン突破 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
石化各社の輸出好調が続いているが、経産省化学課が2日発表した05年のエチレン換算輸出入実績によると、下期(6ー12月)の輸出入バランスは初めて100万トンを超え、半期ベース過去最高の出超幅となった。年間出超幅は185万2,000トンで、1999年の188万6,000トンに次ぎ2番目となる。 05年12月のエチレン換算輸出量は前年同月比15.3%増の20万4,500トン(輸出比率30.7%)、輸入は同25.4%減の2万5,800トン(輸入比率5.3%)となった。 この結果、1ー12月の年間輸出量は前年比3.1%増の227万4,000トン(輸出比率29.8%)、また輸入は同8.7%増の42万2,000トン(輸入比率7.3%)で、バランスは185万2,000トンの出超となった。輸出入バランスを半期別に見ると上期85万800トン、下期は100万1,200トンとなる。 エチレンやポリオレフィン、ポリスチレン、ABS樹脂などプラスチックの輸出は前年比マイナスとなったが、塩ビモノマー、スチレンモノマー、エチレングリコール、酢酸エチルなど化成品関係の輸出が大幅増加した。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1138849742.doc |