2006年02月08日
三井化学・第3四半期大幅増収、最終益は284億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:三井化学

 三井化学が8日発表した05年第3四半期(4ー12月)連結業績は、売上高が1兆727億円で前年同期比18.8%増加したが営業利益は20.4%減の401億円、経常利益は11.0%減の436億円となった。当期純利益は417.5%増の284億円だった。
 
 売上高の増加には製品価格の是正のほか、4月に出光興産と合弁で発足したプライムポリマーが寄与した。営業利益の減少は、原料価格の高騰のほか一部連結子会社に固定資産の減価償却方法の変更があったなどが原因。
 
 セグメント別では、機能化学品と機能樹脂は売上高、利益とも拡大したが、基礎化学品と石油化学部門は苦戦。機能化学品ではとくにPDP(プラズマディスプレイパネル)市場の拡大に伴う光学フィルターの販売が好調だった。
 
【三井化学・第3四半期(連結)業績】単位:百万円( )前年同期比増減%
◇売上高    1,072,742(18.8)
◇営業利益   40,179(△20.4)
◇経常利益   43,635(△11.0)
◇当期純利益  28,434(417.5)
◇1株当たり純利益  36.30円(7.0円)

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1139380856.pdf