2001年09月05日
可塑剤6月の需給、生産・出荷とも低迷続く
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

 可塑剤工業会は5日、6月の生産・出荷実績を発表したがフタル酸系をはじめりん酸系、アジピン酸系などいずれも塩ビ製品の需要低迷が続き、生産・出荷とも前年割れ状態が続いている。
 フタル酸系は合わせて生産3万3,446トン(前年比93.8%)、出荷3万5,643トン(96.0%)、内訳はDOPが生産2万2,091トン(94.4%)、出荷2万2,968トン(100.7%)、DINP生産9,313トン(93.6%)、出荷1万511トン(96.2%)など。
 
 一方、りん酸系は生産が824トン(53.9%)、出荷1,516トン(69.4%)、アジピン酸系は生産2,225トン(69.8%)、出荷2,133トン(78.3%)、ポリエステル系生産1,008トン(82.6%)、出荷1,171トン(88.8%)、エポキシ系は生産1,534トン(79.3%)、出荷1,348トン(84.3%)。
 可塑剤全体では生産3万9,037トン(89.7%)、出荷4万1,811トン(93.0%)、在庫は3万5,989トン(94.8%)となった。