2006年02月13日 |
12月の鉱工業生産、2カ月連続過去最高を更新 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は13日、05年12月の鉱工業生産動向(確報)を発表した。それによると、生産指数(2000年=100、季節調整済み)は、前月比1.3%上昇の104.9と5カ月連続で上昇。また過去最高を2カ月連続更新した。一般機械工業や電子部品・デバイス工業、化学工業、プラスチック製品工業などが上昇し、板ガラス、セメントなどの窯業は低下した。 1月30日に発表した速報値は前月比1.4%上昇の105.0だったので、下方修正となった。出荷、在庫は変っていない。 化学工業の12月指数は、生産が前月比2.3%上昇の104.5、出荷同0.1%上昇の105.2、在庫は同0.3%上昇の99.5、在庫率同0.2%上昇の99.4だった。 プラスチック製品工業は生産が前年比0.6%上昇の95.5、出荷同0.3%低下の96.9、在庫は同0.2%低下の95.7、在庫率は同0.3%上昇の100.7だった。 また同時に発表した、05年の生産指数は前年比1.3%上昇の101.5、出荷は同1.4%上昇の103.8で、ともに3年連続で増加した。 化学工業の05年は生産が前年比0.4%上昇の103.3、出荷同0.3%上昇の103.2で、ともに3年連続の前年比増。プラスチック製品は生産が前年比0.6%減少の94.4、出荷同0.6%減少の95.8と、3年ぶりの前年割れとなった。 |