2006年02月13日
PSPの出荷、1月は5ヶ月振りに前年超え
一般反とラミ丼用の回復が寄与
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:発泡スチレンシート工業会

 発泡スチレンシート工業会は13日、同シート(PSP)の1月の出荷実績をまとめた。それによると、1月の総出荷数量は8,490トンで、前年同月の実績を1.9%上回った。PSPの月間出荷数量が前年同月を上回るのは昨年8月の0.9%増いらい5ヶ月振りのこと。
 
 1月の出荷が前年超えとなったのは、主力のトレー反に次ぐ市場規模のラミネート丼向けが7ヶ月ぶりに前年同月超えに転じて5.8%増の2,570トンに達したのと、一般反向けが7.3%増の1,920トンとなって再び前年同月超えに戻ったことによる。主力のトレー反向けは2.7%減で3ヶ月連続の前年同月割れとなったが、ラミ丼向けと一般反向けがカバーした。
 
 この結果、昨年4月から今年1月までの計10ヶ月の総出荷量は9万6,770トンとなった。前年同期の実績を0.5%下回っている。一般反は4.9%増となっているが、他の品種はトレー反向けの1.6%減をはじめとしていずれもマイナス成長となっている。

ニュースリリース参照
PSPの1月の出荷実績と05年4月〜05年1月の累計
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1139822080.tif