2006年02月15日 |
環境省の補助金交付による樹脂サッシの設置がスタート |
初年度の17年度は栃木、長野、近畿の3地域で計44件 |
【カテゴリー】:行政/団体(原料/樹脂/化成品、環境/安全) 【関連企業・団体】:環境省 |
環境省が地球温暖化対策の一つとして平成17年度に新設した樹脂サッシ窓等の設置に対する補助金交付制度を活用しての一般市民による初年度の樹脂サッシ窓の設置件数は合計で44件となることがほぼ決定した。 同制度は、同省に登録されている「地球温暖化対策地域協議会」を通して住宅の新築やリフォームの際に大幅な省エネ効果をもたらす措置を講じる市民に対して経費の3分の1を補助するというもの。 これに対して、塩ビ工業・環境協会と関連企業で構成している樹脂サッシ普及促進委員会が栃木、長野、大阪の3地域の協議会を通して一般市民に同制度の活用しての樹脂サッシの採用を促してきた結果、先ずは初年度に3地域合計で44人が採用に踏み切ることが確定的となったもの。3月末までに工事が完了する見通し。 同制度の存在はまだ現時点では多くの市民に広く知られているとは言いがたい。しかし環境省では、平成18年度に補助総額を大幅に拡大するなどで知名度と利用度を大きく高めていきたい考え。このため同委員会では、来年度以降はこの制度を利用して住宅の断熱・省エネを目的に樹脂サッシを新規に採用する一般市民が大幅に増えるのではないかと期待している。 |