2006年02月15日
門松・旭硝子社長「05年度減益でも中計目標変わらない」
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭硝子

 旭硝子の門松正宏社長は15日の決算説明会で、05年度決算は当初予想を上回る減益となったものの、05年度スタートした3カ年の中期経営計画「JIKKO-2007」の進捗に大きな影響はなく、「今後は部分修正しながら最終年度となる07年度の目標達成に向けて努力していきたい」と語った。
 
 同中計では、今後さらに成長が見込まれるディスプレイ事業でTFT用ガラスに1,000億円以上を投資する、ガラス事業ではロシア・クリンや中国・蘇州などの新興市場で新フロート窯3基を立ち上げる、などの戦略を進めているが、今回は新たに「CRT事業の収益改善」を目標に加えた。
 
 「JIKKO-2007」で掲げている、07年度業績目標は以下の通り。( )は04年度実績
◇売上高   1兆7,000億円(1兆47,57億円)
◇営業利益  1,800億円(1,394億円)
◇営業利益率 10%(9.4%)
◇D/E     0.4〜0.5(0.64)