2006年02月16日
昭電子会社の昭和アルミパウダー、アルミペースト値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:昭和電工

 昭和電工の連結子会社である昭和アルミパウダー(本社:奈良県御所市、徳田精徳社長)は16日、アルミニウムペースト「商品名:Sap(R)」の価格改定実施を決めたと発表した。

 価格改定幅は、汎用品グレードが10%(平均キログラム当たり50円)、少量特殊品グレードは5%(平均同100円)で、4月1日出荷分から実施する。

 「Sap(R)」は、主原料であるアルミニウム箔やアルミニウム粉に各種溶剤を加え、粉砕・圧延してペースト状にした製品。自動車や各種家電製品のメタリック塗装・印刷用顔料などとして幅広く利用されているが、アルミ地金価格や国産ナフサ価格の高騰により、採算悪化を招いているため、コストの一部を転嫁することにした。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1140057282.doc