2006年02月17日
05年の吸水性樹脂出荷量は33.5万トン、2.7%増
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省化学課は17日、05年の吸水性樹脂(SAP)出荷実績を発表した。メーカー各社からの月次報告を集計した。それによると国内向け出荷量は前年比103.5%の123,571トン、輸出用は同102.2%の212,305トン、合計同102.7%の335,876トンとなった。同課が統計をとりはじめた1992年から13年連続の出荷記録更新となる。
 
 SAPは紙おむつなどの原料として、このところ中国をはじめアジア各国で需要が急速に伸びている。わが国メーカーは海外にも生産拠点を構築し対応しているが、日本からの輸出はいぜん増え続けている。
 
 国内メーカーは、サンダイヤポリマー、日本触媒、住友精化、荒川化学、花王、東亞合成の6社。設備能力は合わせて年産359,000トンとなっている。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1140151515.xls