2006年02月17日 |
松下、電気化学方式の小型多項目測定バイオセンシング装置開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:松下電器産業 |
松下電器産業は17日、1滴の血液から、肝機能や感染症など病理状態により量が変化する血液中の微量物質(疾病マーカー)を複数項目、短時間で高感度に測定できる、酵素増幅・電気化学方式の小型バイオセンシング装置を開発したと発表した。 (1)大型臨床検査機器の機能を、名刺サイズのセンサチップと小型検査装置で実現 (2)1滴の血液から、20数分以内で複数項目の検査が可能 などの特徴をもっている。 ナノレベルの微細加工技術と、微小流路中の血液の動きを制御する高精度な遠心微小流体制御技術、高感度な電気化学バイオセンシング技術を組み合わせて実現した。国内特許出願11件、海外出願3件。2010年をめどに実用化を検討中である。 なお同社は、2月21〜23日、東京ビッグサイトで開催される「国際ナノテクノロジー総合展」に同技術を出展する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1140166883.pdf |