2006年02月21日
Jエナジーと市瀬、森林整備に協力「CO2削減」へ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:ジャパンエナジー

 ジャパンエナジーと洋紙問屋である株式会社市瀬(本社:東京都千代田区神田小川町、市瀬泰一郎社長)の両社は21日、CO2の排出削減を図るため林野庁の「木づかい運動」に賛同し、新たな取組みを開始すると発表した。
 
 市瀬は、国内の森林整備を促進する新たなビジネスモデルとして、国産木材をチップとして紙製品に積極的に活用する仕組みを考案し、財団法人日本木材総合情報センターから「木づかい運動」指定のロゴマーク「サンキュー・グリーンスタイルマーク」の使用登録認定を受けた。
 
 印刷物を製作するユーザーが、森林所有者に代わって木材の輸送コストを負担することにより、間伐材をはじめ国産材の活用を促進し、森林整備に役立てようというもので、市瀬ではこの仕組みが広がるよう各方面に働きかける。
 
 Jエナジーは、CSR活動の一環としてこれに協力する。年間28万部製作している、JOMO童話作品集「童話の花束」にこの仕組みを活用する。また同社は、国内の森林整備活動も行っており、用紙の原木には「森林の里親契約」を交わしている長野県諏訪郡原村から出る間伐材を活用する。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1140497169.pdf