2006年02月21日
デグサ、環境保護へ「再生可能資源」の活用を拡大
【カテゴリー】:海外(環境/安全)
【関連企業・団体】:デグサ

 デグサ(本社:ドイツ・デュッセルドルフ)は21日、環境保護への取組みの一環として「再生可能資源」の活用を拡大していく方針を発表した。ウツ ヘルムート・フェルヒト会長は、「今後5年間でグループの再生可能資源での売上率を現在の5%から10%前後まで増加させたい。原材料コスト次第では10年以内に20%までの成長を見込んでいる」と語った。同社のR&D責任者である、アルフレッド・オーバーホルツ取締役も「今後数年で化学業界での再生可能資源の利用は、最も重要な研究分野になるだろう」と強調した。

 同社は再生可能資源活用に新たな道を開く「ホワイトバイオテクノロジー」を重点的に研究するため、今年1月1日マール(ドイツ)にバイオ科学事業センターを開設した。2010年までにこの分野に5,000万ユーロを投資する予定だという。

ニュースリリース参照 
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1140509239.doc