2006年03月01日
新日石化学、3月ベンゼン価格 737ドルで決着
【カテゴリー】:市況(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:新日本石油

 新日本石油化学の3月ベンゼン価格交渉は、前月比30ドル安のトン当たり737ドルで決着した。打ち出し価格は790ドルだったが、原油の価格動向が不透明な中、誘導品のSMやフェノール・プラントが定修入りしたため、ベンゼンの需給そのものが緩和基調となっていた。定修の明ける4月以降は、市況も回復すると見ている。
 
 3月のトン当たり737ドルは、国内価格(1ドル=117円)換算で1キログラム当たり91.3円に相当するという。
 
 直近のアジアスポット価格(FOB KOREA)は、トン700ドル前後となっている。