2001年08月31日 |
帝人、骨粗そう症治療剤『ボナロン錠』新発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は31日、骨粗そう症治療剤『ボナロン錠5mg』(アレンドロン酸ナトリウム水和物)を発売した。同日薬価収載された。6月20日に製造承認を取得していた。 同社は骨粗そう症治療のベース薬として活性型ビタミンD3剤『ワンアルファ』を上市しているが、新薬はこの第2弾となる。 「アレンドロン酸ナトリウム水和物」は同社と米メルク社がイタリアのジェンティーリ社から開発・製造権を取得していたもので、すでに世界100カ国で販売され、450万人の患者に投与されてきた実績をもっている。 日本で現在治療を受けている骨粗そう症患者数は約200万人、潜在患者を合わせると1,000万人を超えるといわれている。また国内の骨粗そう症治療薬市場は年間1,000億円以上、将来的に大幅に拡大するとみられている。 同社では『ボナロン錠5mg』単独で今年度50億円以上、将来は200億円以上の売り上げを見込んでいる。 なお、薬価は1錠当たり168.0円。製造・販売元は帝人。 |