2006年03月03日 |
経産省 輸出管理強化へ、年内に100社抜き打ち検査 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省、文部科学省 |
経産省は3日、ヤマハ発動機による無人ヘリコプター不正輸出など、外為法違反案件が続いていることを重く見て、年内に100社を抜き打ち検査するほか、輸出関連240団体のトップをはじめ大学など研究機関を所管する文部科学大臣に対して、二階俊博大臣名で輸出管理の強化を求める要請文を出すと発表した。 【二階経済産業大臣談話】(要旨) 最近、わが国および世界の安全保障上ゆるがせにできない外為法違反容疑事案が続いており、極めて遺憾だ。事実関係はいずれ司法により明らかになると考えている。 輸出管理所管大臣として、外為法の順守を徹底するため、次の方策を講じる。 (1)外為法の順守状況についての調査を強化するため、抜き打ち的な立ち入り検査を実施する(当面100社) (2)企業の輸出管理意識を高めるため、約240の輸出関連団体の長に対し要請文を発出する。各種説明会を拡充する。 (3)貨物だけでなく技術に関する輸出管理の徹底を図るため、大学等研究機関を所管する文部科学大臣あてに協力要請を行う。47都道府県でも大学などを対象に説明会を開催する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1141370490.tif |