2006年03月06日 |
日揮、住友化学のサウジ計画でエタンクラッカー、FCC装置受注 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友化学、日揮 |
日揮は6日、住友化学とサウジ・アラムコ社がサウジアラビアで計画している、世界最大級の石油精製・石油化学統合コンプレックス「ラービグ計画」で、中核となる2つの大型設備建設を受注したと発表した。 プロピレン年産90万トンの「流動接触分解装置(FCC)」と同130万トンのエタンクラッカーで、完成は2008年後半の予定。コンプレックス隣接地に電力・水・蒸気を供給する付帯設備はすでに丸紅、伊藤忠商事の両社と共同で受注済みである。 住友化学がサウジ・アラムコと設立した「ラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー」(ペトロ・ラービグ社)が発注元で、契約は一括請負形式。 日揮はこれまで住友化学、サウジ・アラムコ両社向けに石油精製、石油化学・ガス処理など多くのプラントを建設してきた実績をもち、今回それが評価されたとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1141633572.pdf |