2006年03月09日 |
昭電プラスチック、食品用脱水シート「デザインピチット」新発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工プラスチックプロダクツ(本社:東京都中央区、藤井豊春社長)は9日、食品用脱水シート「ピチット(R)」シリーズの新製品「デザインピチット」を開発、4月から販売を開始すると発表した。 従来の脱水シート「ピチット」と、食材包装紙や真空包装用の台紙とが一体化したもので、特徴は次の通り。 ・「ピチット」と一体化した包装紙や台紙が余分な水分を吸収し、食品の生臭さが取れうまみが増す。 ・贈答用に相応しい印刷デザインで食材が映える。 ・産地で食材包装ができるので、高い鮮度を求めるニーズに応えられる。 ・食材を小分けし「ピチット」で包む工程を産地で行うことから、食材輸送経路の短縮化による作業効率の向上が期待できる。 「ピチット」は、食肉や魚の余分な水分(ドリップ)や生臭さを取ることにより、素材のうまみを濃縮し、おいしく冷凍・解凍できる。産直ギフトやネット通販による地方名産の高級生鮮食品の流通が増える中、高鮮度流通にニーズが高まっている。 同社は今後、高齢化社会に向けた少人数用、介護食品用の市場なども開拓し、同事業の売上高を2010年には20億円とする計画である。 【昭和電工プラスチックプロダクツ株式会社の概要】 (1)所在地:東京都中央区日本橋堀留町1-9-10 (2)事業内容:医療用ソフトバッグ、食品用脱水シート「ピチットR」等の製造・販売 (3)売上高:81億円(2005年) (4)従業員:128名(連結子会社の従業員を含む) (5)株主構成:昭和電工 100% ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1141869702.doc |