2006年03月09日 |
旭化成ケミカルズ、アジピン酸 キロ15円値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:旭化成、旭化成ケミカルズ |
旭化成ケミカルズは9日、アジピン酸の価格改定を発表した。3月1日納入分からの実施で、値上げ幅は1キログラム当たり15円。原油・ナフサ・重油価格などの高騰による採算悪是正を図る。 同社によると、世界のアジピン酸生産能力は現在約2,425千トン。消費はナイロン用が1580千トン、非ナイロン用900千トン。世界的にナイロン66の需要は堅調、ポリウレタン市場も中国で需要の伸びが大きい。 また、アジピン酸の海外市況は、欧州(DEL)がトン当たり1,400−1,450ドル、米国(DEL)同1,500−1,600ドル、アジア(CIF)1,400−1,450ドルが実勢となっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1141891187.doc |