2006年03月14日 | |
クラレ、偏光フィルム向け光学用ポバールフィルム 大幅増強 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレ |
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クラレは14日、LCD(液晶ディスプレイ)用偏光フィルムとなる光学用ポバールフィルムの生産設備を大幅増設すると発表した。2007年6月完成をめどに倉敷市のクラレ玉島工場に年産能力3,000万平方メートルの新設備を1系列増設する。 大型液晶テレビや液晶モニターなどの急拡大により、LCD市場が大幅伸長しているため増強を決めた。現有設備はクラレ西条に年産3,100万平方メートル、クラレ玉島に同3,000万平方メートルの計6,100万平方メートルなので、新設備完成後は1.5倍増の9,100万平方メートルとなる。 増設する新系列は、2005年にクラレ玉島に設置した設備と同様、LCDの大型化に対応する広幅品の生産が可能である。また、昨年開発した光学性能を大幅改善した新規光学用ポバールフィルム<VF-PE>など、高度な品質要求にも対応できる。 【設備増設の概要】 ◇場所 :クラレ玉島株式会社(岡山県倉敷市玉島乙島7471番地) ◇社長 :西口克彦、 ◇資本金 1,000万円(クラレ100%) ◇設備能力 :年産3,000万〓 ◇完工時期 :2007年6月予定 ◇設備投資額 :約60億円 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1142307906.pdf |