2006年03月14日
1月の鉱工業生産動向確報、速報値を上方修正
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省は14日、1月の鉱工業生産動向(確報)を発表したが、生産指数、出荷指数とも2月28日に発表した速報値を上回った。
 
 生産指数(2000年=100、季節調整済み)は前月比0.4%上昇の105.3、出荷は同0.5%上昇の108.2、在庫同0.1%上昇の94.7、在庫率同2.8%低下の98.6だった。速報値では生産が105.2、出荷107.9、在庫94.5、在庫率98.2となっていた。いずれも上方修正となった。
 
 化学工業は、生産が前月比2.2%上昇の106.8、出荷同1.4%上昇の106.7で、ともに速報値(生産指数104.1、出荷指数105.4)を上回り上方修正となった。在庫及び在庫率は変らず。
 
 プラスチック製品工業は、速報値から下方修正となった。生産は前月比0.6%減少の94.9%、出荷同0.4%減少の96.5、在庫同0.2%減少の95.5、在庫率は同0.2%上昇の100,9となった。速報値の指数は生産が96.2、出荷98.1、在庫96.0、在庫率99.8だった。