2006年03月16日 |
EPSの出荷、2月も前年同月を上回る |
水産用が10ヵ月振りに前年同月超え |
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:発泡スチレン工業会 |
発泡スチレン工業会が15日に集計したところによると、発泡スチレンビーズ(EPS)の2月の総集荷数量は1万3,385トンとなった。前年同月を4.8%上回っている。今年に入って2ヵ月連続の前年同月超えである。最近では04年8月の同8.3%増に次ぐ高い伸び率となっている。 2月の伸び率が最近ではめずらしく高いレベルとなったのは、家電向けとその他成型品向けが引き続き順調な伸びを遂げたのに加えて、最大消費分野の水産物容器向けが3.1%増となって10ヵ月振りに前年同月超えに転じたため。家電向けは5ヵ月連続の前年超えの15.1%増、その他成型品向けは3ヶ月連続の前年同月超えの5.2%増となった。 この結果、1月の出荷との合計は2万6,661トンとなった。前年同期の実績を3.1%上回っている。伸び率では農業向けの22.8%増が目立つ。水産向けは完全な横並びとなっている。 EPSの出荷の需要分野別の2月の実績と累計は別表の通り。 【関連ファイル】 EPSの2月の出荷実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1142491665.xls |