2006年03月17日
経産省、JIS法違反のロックペイント 処分検討へ
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

 経産省はこのほど、ロックペイント(本社:大阪市西淀川区、辻信一郎社長)東京工場に対して行った立入検査で、工業標準化(JIS)法違反が判明したとして具体的処分の検討に入った。
 
 同工場は、日本工業規格表示認定工場にもかかわらず、品質管理の過程で必要なデータをとらず、あとから捏造していた。
 
 JIS法違反に対する処分としては(1)認定取り消し(2)販売の一時停止(3)JISマークの除去、抹消などがあり、同省では事実関係をさらに調査した上で処分内容を決める。
 
 ロックペイント社は、自動車補修用や工業用塗料の大手メーカーだが、家庭用塗料なども生産しており、東京のほか大阪、宝塚、犬山、宇都宮、九州など各地に工場をもっている。