2006年03月22日 |
三菱ウェル子会社のMPテクノ、中外製薬の医薬品4製品 製造受託 |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:中外製薬、三菱ウェルファーマ |
三菱ウェルファーマは22日、100%子会社のMPテクノファーマ(本社:大阪市中央区、久富幸次郎社長)が、中外製薬から医療用医薬品4製品(7品目)の製造を受託し、第1号となる活性型ビタミンD3製剤「ロカルトロール(R)カプセル」の取引が同日から開始されたと発表した。 MPテクノファーマは2005年4月、三菱ウェルファーマの生産・技術部門最適化の一環として、同社への製品供給の安定化と、グループ内外からの製剤製造受託を目的として設立した。足利工場(栃木県足利市)と吉富工場(福岡県吉富町)を分社化し、受託品獲得のための営業活動を推進してきた。 今回、中外製薬から製造受託したのは、活性型ビタミンD3製剤のほか、持続性ACE阻害剤「インヒベースR錠」、パーキンソニズム治療剤「マドパーR錠」および5-HT3受容体拮抗型制吐剤「カイトリルR細粒」の4製品。 中外製薬は、グループの製造技術向上とコスト効率化を図るため、国内の4工場を会社分割した上でさらに2工場に集約するなど、経営資源の集中化を推進してきた。今回の製造委託は工場集約化の一環で、鎌倉工場(神奈川県鎌倉市)で製造している上記4製品を対象に行った。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1142998800.pdf |