2006年03月22日 |
中外製薬が勝訴、味の素との「エポジン」特許係争 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:味の素、中外製薬 |
中外製薬は22日、味の素が提訴していた医薬品「エポジン」および「ノイトロジン」の製造特許をめぐる裁判で、同日、東京地裁の判決があり、中外製薬側の主張が全面的に認められて「勝訴」したと発表した。 【訴訟の内容】 <判決の内容> (1)原告(味の素)の請求を棄却する。 (2)訴訟費用は原告の負担とする。 <訴訟の原因> 当社が製造販売している医療用医薬品「エポジン」および「ノイトロジン」の製造行 為が、味の素株式会社の保有する製法特許を侵害するとの訴え <請求の内容> 損害賠償請求金額金30億円及びこれに付帯する法定利息 <今後の見通し> 当該特許は、平成17年9月に特許庁により無効審決がなされている、現在知財高等裁判所において、審決取消訴訟が係属中である。本判決は、前記無効審決に引き続き裁判所においても当社の主張の正当性が認められたものであり、妥当な判断の結果であると認識している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1143009526.pdf |