2006年03月24日 |
「化学工業の海外売上高伸びる」経産省調査 |
05年10−12月期、中国での売上高 23.9%の増加 |
【カテゴリー】:実績/統計(海外) 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省が24日発表した05年10−12月期の「海外現地法人の動向調査」によると、売上高の合計は1,573億1,526万ドルで、前年同期比8.1%の増加と9期ぶりに前年同期を上回った。 業種別では、輸送機械が4,951,088万ドルで13.5%増と14期連続2ケタ台の増加、電気機械は4,775,409万ドルで3.8%増と5期連続の増加となった。両産業とも地域別では中国市場での伸びが大きく、輸送機械の中国での売上高は390,179万ドルで同44.9%の増加、電気機械は1,005,204万ドルで同13.3%の増加となっている。 化学工業は、同期の海外売上高が前年同期比6.8%増の1,88,35万ドルと、2期連続の前年同期比プラス。地域別売上高を見ると、北米が320,072万ドル(同12.3%増)、アジアが434,954万ドル(9.7%増)、中国(香港を含む)は62,444万ドル(同23.9%増)などとなっており、やはり中国での売上の伸びが大きい。 また、同時に発表した06年4−6月期の「先行きDI」によると、売上高の現状判断は前期に続いて悪化したが、先行きについては大幅な改善を見込んでいるという。 |