2006年03月27日
油化スケネクタディ−、アルキルフェノール20円値上げ
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:三菱化学、油化スケネクタディー

 油化スケネクタディ−(本社:東京都港区、Charles.C.Griswold社長)は27日、アルキルフェノールの値上げを発表した。対象品目はアルキルフェノール(PTBP、PTOP、PDDP)で、4月3日出荷分から1キログラム当たり20円値上げする。

 同社はこれまでアルキルフェノールの価格は、主原料フェノールの価格に対応して設定、実施し、イソブチレンやユーティリティー用燃料などのエネルギーコストは、自助努力で吸収に務めてきた。
 
 しかし、05年10ー12月期の国産基準ナフサ価格はキロリットル当たり47,300円と、この3年間で2倍以上に高騰し、今後もこの状況が続く見通しとなった。このため現行価格体系では安定的な製品供給や健全な事業は継続できないとして、価格改定に踏み切った。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1143437874.doc