2006年03月27日 |
三菱ガス化学、汎用エポキシ樹脂積層板 生産中止 |
高性能品に特化、今年内に切り替え |
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は27日、今年12月末限りで汎用エポキシ樹脂銅張積層板、プリプレグ及びこれらを使用するシールド板の生産・販売を中止すると発表した。 同社はこれまで、BT樹脂銅張積層板及びエポキシ樹脂銅張積層板を中心にプリント配線板用材料事業を展開してきたが、最近は汎用エポキシ樹脂銅張積層板の販売比率が減少し、高性能エポキシ樹脂銅張積層板など高性能品の需要が増大している。 同社は昨年4月に高性能品の増産体制を整えたが、高性能品の需要は今後も拡大が見込まれることから、汎用エポキシ樹脂積層板の生産を中止して生産余力を高性能品に振り向け、安定供給体制を確保することにした。 <生産中止対象品種> (1)CCL-E170 (エポキシ樹脂ガラス布基材銅張積層板FR-4) (2)GEL-170 (エポキシ樹脂ガラス布基材アンクラッド板FR-4) (3)CCL-E145(エポキシ樹脂コンポジット・ガラス布複合基材銅張積層板CEM-3) (4)GEP-145(エポキシ樹脂コンポジット・ガラス布複合基材アンクラッド板CEM-3) (5)CCL-EL170/GEPL-170(エポキシ樹脂ガラス布基材多層用銅張積層板およびプリプレグFR-4) (6) CCL-EL150/GEPL-150(エポキシ樹脂ハロゲンフリーガラス布基材多層用銅張積層板及びプリプレグFR-4) (7)上記積層板及びプリプレグを用いたシールド板 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1143441507.pdf |