2006年03月29日 |
BASF、ガンマ・ブチロラクトンなど中間体設備を増強 |
【カテゴリー】:海外(ファインケミカル) 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは29日、2006年第4四半期をめどに、ルートヴィッヒスハーフェンの生産拠点で、ガンマ・ブチロラクトン(GBL)とN-メチルピロリドン(NMP)の2種類の中間体の生産能力を引き上げると発表した。 これにより生産能力はNMPが年産7万トン、GBLは同8万5000トンとなる。また、N-エチルピロリドン(NEP) の能力も引き上げる。 同社は2005年にベルギー・フェルイのNMPプラント(年産2万トン)1基と、ブタンジオール(BDO)誘導体プラント(年産7万トン)1基を閉鎖したが、06年末までには閉鎖前と同水準の能力に戻ることになる。 NMPとNEPは、エレクトロニクスやアグロケミカル業界で溶剤として利用されている。主に塗料剥離剤や工業用洗浄剤、プロセス溶剤として利用されている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1143598266.pdf |